2007年09月30日

大豆でダイエット


大豆の栄養効果についていくつか書いてきましたが
女性が気になるダイエットにも、大豆は強い味方になってくれます。

豆腐ダイエット・豆乳ダイエット・豆乳クッキーダイエット
おからダイエット・味噌汁ダイエットなど呼び方はさまざまですが、
どの場合もダイエットに効くといわれているのは
大豆ペプチド大豆イソフラボンです。

この成分によって、大豆には
血中コレステロール濃度を下げて善玉コレステロールを増やし
代謝を高めて脂肪を燃焼させやすい体作りをする効果があります。

その他、大豆はミネラルバランスに優れているほか
たっぷりと含まれているビタミンBにも疲労回復・代謝UPの効果が。
大豆に含まれるアミノ酸も筋肉を作り代謝をあげるのに有効ですが
これらを吸収しやすいかたちで含んでいるのが
豆乳であり、豆腐なのです。

また、味噌汁も大豆を醗酵させた味噌を含んでいるため
大豆よりも各栄養素が吸収しやすくなっています。
味噌の栄養をもれなく摂取するためには、味噌を煮込みすぎないことが大切です。

食事中に味噌汁を飲むと、お腹が膨れるので無理なく量を減らせるうえ
野菜や海草、貝類など、毎日の食生活に取り入れにくい食材を
一緒に煮込むことで美味しく摂取することが出来ます。

おからダイエットだけは、上記ダイエット法とは少し異なります。
おからは豆乳を絞ったあとの絞りかすなので
大豆イソフラボンや大豆ペプチドなどの栄養素に欠けます。
ただし、ミネラルや食物繊維がたっぷり入っているので
少しの食事で満腹感があり、便秘解消にも効果があるのです。

どのダイエット法も、献立の1つや主食を減らして
低カロリーで身体に良い大豆製品で置き換えるだけです。
このダイエット法だけ!と固執する必要はないですね。
今日は豆腐を食べたら次の日はおから、とバリエーションをつければ
飽きることなく続けられます。

大豆の栄養を余すところ無く使って
美味しくキレイ、しかも健康を目指しましょう。
posted by 大豆 栄養 at 12:31| 大豆 栄養

2007年09月20日

黒豆の栄養


お正月のおせちに欠かせない黒豆。

黒豆とは色が黒いうえ、形がまん丸でサイズも大きいですが

表皮にアントシアニンを含む大豆の一種です。

大豆イソフラボンや良性たんぱく質など

大豆の栄養が丸ごと詰まっています。

『美味しんぼ』などのグルメ番組で人気が出ましたが

黒豆の枝豆も、若い黒豆を指すものです。

(大豆と枝豆の関係については、枝豆の栄養をご覧下さい。)


中国名では文字通り「黒大豆」といいます。

胃腸の機能を高めたり利尿効果があるので薬膳として珍重されていますが

食べ過ぎると胃腸の負担になり消化不良を起こすとの注意書きがあります。

大豆に比べ、ビタミンBとビタミンEを豊富に含むので

疲労回復、肥満解消、アンチエイジングに効果があります。

柔らかく煮て食べるのがもっとも栄養効率の良い食べ方と言われていますが

肥満気味の方と糖尿病の恐れのある方にとっては

おせちのように砂糖を入れすぎるのは禁物です。

おせちの黒豆に砂糖をたっぷり使っているのは

あくまで保存性を高めるためとご理解下さい。

黒豆の煮汁にも栄養成分がたっぷり含まれていますので

お茶のように飲んだり料理に使うと良いでしょう。


東洋医学では黒は腎臓の色なので

中国では黒豆を食べると腎機能に良いと言われてきました。

古文献には黒豆が目に良いとの記載もあるようです。

最近になって黒豆の色素であるアントシアニンの構造やメカニズムが解明され

目と腎に良いことが科学的にも証明されました。

その何千年も前から経験的に知られ、実行されていたことなのですから

東洋医学の奥の深さに感嘆する思いです。


ただし、アントシアニンの必要量はごく微量ですので

特に意識して毎日食べる必要はないでしょう。

黒豆は風味良く、ついつい箸が進んでしまいますが

食べ過ぎると消化不良や、腸内でガスが発生しやすくなりますので

くれぐれも食べ過ぎにはご注意下さい。
posted by 大豆 栄養 at 10:41| 大豆 栄養

2007年09月11日

大豆ペプチドについて


ダイエット特集などでよく目にする大豆ペプチド。

でもペプチドとは聴きなれない言葉ですが、どのようなものなのでしょうか。


タンパク質がたくさんのアミノ酸がつながって

出来ているのは御存じだと思います。

体内に入ったタンパク質は

小腸でプロテイナーゼなどの酵素によって

細かく分解されていきますが

このときに完全に個々のアミノ酸にまで分解されるのではなく

アミノ酸が数個つながった状態で残るものもあります。

このアミノ酸が数個つながったものをペプチドと呼びます。

特に納豆や味噌、醤油などの大豆発酵食品に

ペプチドが多く含まれているといわれています。


このペプチドもアミノ酸同様、小腸で吸収されるのですが

ペプチドの方が速やかに吸収されます。

例えば、散らばったボールを籠に集める時に

1個ずつ入れるときと、2〜3個まとめて入れるとき

どちらが早く片付くか想像してみて下さい。

アミノ酸を複数個、まとめて取り込むことが出来るために

ペプチドの形で摂った方が効率が良いのです。

畑の肉と呼ばれるわけにあるように

大豆は良質なたんぱく質の宝庫ですから

それを効果的に摂取できる大豆ペプチドは

スポーツなどで筋力UPをはかるときに有効です。

また、筋力が増えれば基礎代謝が上がりますから

ダイエットにも効果的。

ダイエット目的のジョギングやエクササイズで

より効率よく脂肪を燃焼できるようになります。

また、食事中に大豆ペプチドを摂れば

食後のエネルギー消費量が上がるという

データも出ているようです。


それだけでなく、ペプチドは

アミノ酸やたんぱく質と異なる

独自の生理機能を持っていることで知られます。

特に集中力を高めたり、脳の疲労を和らげる効果が

注目されています。

大豆ペプチドを摂取すると

α波という脳波が出やすくなるという実験結果があります。

α波は頭をすっきり整理したり、

リラックスさせるのに効果的なのです。


他にも大豆ペプチドは血圧低下、脳機能の回復、

悪玉コレステロールの低減と善玉コレステロールの増加に

効果があると期待されています。

今でも知られていない

大豆ペプチド効果もまだ隠されているかもしれません。


こんなにすごい大豆ペプチドのパワー。

メタボとストレスに悩む現代人に

必須といっても過言ではありませんね。







posted by 大豆 栄養 at 12:46| 大豆 栄養