2007年08月20日

サポニンとレシチン


大豆の栄養のなかでイソフラボンは有名になりましたが

まだ知名度が低いのが、サポニンとレシチン。

今回はこの2つの栄養素について紹介していきます。


まずはサポニンですが、サポニンとは

界面活性作用を持つ(石鹸のように泡立つ)高分子です。

煮豆を作ったことがあれば

大豆を煮るとあくが大量の泡となって出て来るのを

見たことがあると思います。

その原因がサポニンです。


味としては、苦味・渋味・えぐみとして感じられます。

多くの場合サポニンには溶血作用・毒性があるので

十分にあく抜きをして少量摂取するようになっているのですが

大豆のサポニンにはこの毒性がないのです。

大豆を摂取すればサポニンの薬効を十分に発揮してくれます。


サポニンにはコレステロールの吸収を抑制する効果や

ブドウ糖から脂肪が合成されるのを抑制する効果があり

肥満防止・動脈硬化防止に効果的。

自然治癒力を高める・アンチエイジングなどの効果も指摘されているうえ

肝機能向上やがん予防にも期待されている栄養素です。


次にレシチンとは、リン脂質の一種です。

こちらも水・油両方に馴染む界面活性剤効果があります。

レシチンは血液中の悪玉コレステロールを体外に排出したり

脂質の代謝を活発にする効果があります。

サポニン・レシチンともに

中性脂肪の低減や肥満の改善に大きく期待されているのです。

肝機能向上やアンチエイジング効果も共通です。


またレシチンのもつ独特の効果として

神経伝達物質であるアセチルコリンの材料となり

集中力や記憶力を高める働きが挙げられます。

脳の老化・ボケ防止効果でも注目される栄養素です。


ここまでに紹介しました

タンパク質・イソフラボン・サポニン・レシチン

これらは大豆の4大栄養素と呼ばれています。

豆乳や豆腐を食べることで

胃腸の弱い方や赤ちゃん、お年寄りも効果的に摂取できます。

posted by 大豆 栄養 at 14:28| 大豆 栄養