2007年10月07日

大豆と東洋医学


栄養学的にみても、ダイエットにおいても
優秀な食品である大豆。
3000年の歴史を持つといわれる東洋医学では
どのような効能で知られているのでしょうか。

まず、大豆にあると言われている薬効には
以下のようなものがあります。

・健脾寛中
 「脾」とは脾臓ではなく消化吸収のことであり
 胃を丈夫にしたり整腸効果があるとされる。
 寛中とは胃の周りの筋肉の緊張を和らげることを指し
 上腹部の張りを解消する。

・益気養血
 元気をつけて血液の栄養を養う。貧血症・虚弱体質に良い。
 五臓(心、肝、脾、肺、腎)の働きを補助する。
 (気血不足が原因の)不妊、乳汁分泌不全に効果があるので
 妊婦の摂取も薦められる。

・潤燥利水
 身体の乾きを潤す(特に胃腸)。
 身体の水の流れを潤滑にして代謝を促進、
 余分な水分を体外に出す(利尿効果)。

・排膿解毒
 膿を排除すること、解毒作用。
 おでき・吹き出物・にきび予防や肌荒れ改善に。


さらに豆腐にすることで、以下の効果があるといわれています。

・清熱潤燥
 身体にこもった熱をおさめ、冷やす効果がある。
 夏の暑さで体温が上がりすぎるのを防ぐ。
 胃腸と臓腑をはじめ身体を潤す効果がある。

・生津
 きれいな体液を作り、身体に必要な水分を補給する効果。
 唾液の分泌をうながし口の渇きを潤す。
 清熱潤燥と並び夏に必要な効果である。

・解毒
 体内の毒素を消す作用。デトックス効果。

・補中寛胸降濁
 補中:胃腸の働きを高める。消化機能を向上。
 寛胸:胸を広げ気血のめぐりを良くする。
    胸のつかえをスッキリさせる。
 降濁:胃で消化された食物を腸へ速やかに送る。
 胃腸を保護し元気と新鮮な血液を補い、消化吸収を高める。


文字にすると難しく見えますが、体の熱を冷ましてくれたり
胃腸の機能を高めて消化吸収を良くしてくれるなど
体機能の向上に大切な役割を持つとみなされて来たことが伺えます。

 参考:東方栄養新書(メディカルユーコン)
posted by 大豆 栄養 at 17:48| 大豆 栄養